2013年1月4日金曜日

久則さんのお年玉・・・・・オオコノハズク


 原宿駅前に積雲画廊という小さなギャラリーがあります。もう随分昔のことですが、その年の正月は漫画家岩本久則氏の個展があったので、チョッと覗きに足を運んでみました。期待はしていなかったのですが、幸運にもちょうど画廊に顔を出した久則さんにお会いすることができ、予想だにしていなかった貴重な鳥情報をいただきました。「新宿御苑のオオコノハズクは見てきたの?」「えっ、知りません」こんなやりとりだったと記憶しています。もちろん双眼鏡も持参していなかったのですが、「きっと誰かが見に来ているから、覗かせてもらいなさい」久則さんは、わざわざ封筒の裏にオオコノハズクがいるという樹の場所までの地図を書いて下さいました。

 現地に到着すると、スコープでオオコノハズクを観察されている方が一名・・・・だったような。このレベルの鳥の出現にしては随分静かな状態です。近年のようにネット環境が発達していないのが幸いしたのでしょう。

 当のオオコノハズクといえば、やはり夜行性の鳥だけあって、木の洞のなかで時折薄目を開ける程度、眼の色を確認するのもやっとでした。

 鳥との出会いが人との出会いと関連した思い出になっているということは、何と幸せなことでしょうか。 その日の久則さんの作品の記憶が今では殆ど無いというのは内緒ですが・・・ (西区 柳場 稔)

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